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私は帰国子女です。コミュニケーションとしてのSMに強い関心があります。
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I had been "playing" in the scene since shortly after I arrived in London almost six years ago - firstly with friends and then, as time went by, at various parties and clubs. Quite a few people suggested, as I seemed to be "a natural" when in role as a Mistress I should consider it as a career.
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Satori as a Mistress

鞭


 元彼の John はいわゆるマゾヒストでした。

ベッドの上ではいつも受け身で、この人はそういうタイプなのだと思っていました。ある時、ベッドインの前に「これで打って」と立派な鞭を私に手渡しました。革製の本格的なものでそれはとてもきれいでした。私は一瞬あっけにとられながらも「そんなことできるわけないでしょう」と言いました。John は「真似でもいいから、僕のことを叱って」と哀れそうな声で懇願するのです。こういうことが好きな男の人がいることは知識としては持っていましたが、まさか自分がこのようなことをすることになるとは思ってもいませんでした。ちょっと戸惑いながらも彼の望むようにしてあげようと覚悟を決めて、彼の背中めがけて一振り軽く打ってみました。ヒュンという鋭い音を立てたその一撃は、私の予測を超えた衝撃を John に与えたようです。もっと!と John は歓喜の呻き声をあげました。それと同時に私の中にも、得体のしれない歓喜の思いが沸き上がっていました。



2005/07/10 (日) 12:08:15 | Essay | CM(-) | TB(-)
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